2011年02月07日

2月6日 スノーフェスティバル

ようこそ「朽木いきものふれあいのセンター」へ
今年は久しぶりの「どか雪」のため、朽木は雪国、別世界の風景に子どもたちが(大人も?)大喜びです。
さて、スノーフェスティバルは「雪のマイホーム作り」から幕開け。
材料は屋根雪、工事用具はスコップとバケツ、工事費用は¥0(人件費除く)
さぁ、雪の大工さんたち、頑張ってください!
2月6日 スノーフェスティバル
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1時間半後、屋根の下には「屋根雪マンション」が立ち並び、広場には一戸建ての「かまくら豪邸」や「レンガ作りの雪ハウス」、都会の喧噪を離れた「雪別荘」、冬はやっぱりコレ!「雪のこたつ」などなど、仕上げに玄関に表札を立てて、完成!どれをとってもみんな違う個性的なお家が出来上がりました。
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さぁ、このマイホームで雪のランチタイム!
雪で真っ白な広場に、雪のキッチン!薪火のかまどでぐつぐつ。大鍋には冬野菜のお雑煮、森と雪の蒸しパン(森のココア味と雪のプレーン風味)です。
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マイホームで一家だんらん、ゆっくりとくつろいだ後、昼からの部は「雪まみれ!冬の運動会」
第2駐車場は「雪の運動場」に変身しています。
「あおぞら」チームと「たいよう」チームに分かれてチーム対抗。
プログラム1番目は「雪のかけっこ~富士山を目指せ!~」ます、お父さんお母さんが、運動場の真ん中にある富士山まで、雪の上を全力疾走、子どもの旗をさして帰って来ます。そこで、子どもさんとバトンタッチ、次は子どもさんたちが富士山へ自分の旗をとりに駆けていきます。1番目に帰ってきた子どもさんのチームに得点が入ります。
よ~い、ドン!icon16
ごぼごぼの雪の中(積雪は70㎝ほどあります)、足を取られながら、こけながら、大人達が必死で富士山を目指します。皆さんがしっかり雪を固めて走って下さると、後に走る子どもさんがとっても楽になるんですよ!頑張ってください!子どもたちにバトンタッチ。おおお!子どもたちの方が速いかもしれません!雪の上をぴょんぴょん走っていきます!icon16icon16
そして1番に帰って来たのは・・・!たいようチームのわんぱく少年が雪の富士山を制しました!icon01
次の競技は、「雪のおみくじ大会」。運動場の奥に、雪のブロックがポコポコたくさんでているのが見えますか?あれらの中にはおみくじカードが隠されています。どれかひとつ選んでブロックをパンチ!その中のおみくじの運勢によって、点数が加算されます。
みんな、今年の運勢はいかに!?
大吉、おめでとう!10点だ!
大凶kao12…かわいそうだから8点あげちゃいますicon06今年もきっといいことあるよ><
この時点でたいようチームがわずかの差であおぞらチームを上回っています。あおぞら3チーム、まだまだこれから!頑張りましょう!icon09
3番目の競技は「雪の玉入れ競争」大きな円の真ん中に置かれた箱に雪玉を投げ入れます。制限時間は2分!よ~い、スタート!あ、大人の方は利き手と反対側の手でお願いします(笑
ここでは、あおぞらチームが底力を発揮、たいようチームよりも多く入れました!箱が満パンどころか、盛り上がってしまいました。
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ラストの競技はやっぱりコレ!「親子の絆そりリレー」親が子どもを乗せたそりを引いて駆けるコクなレースですが、ここで親子の連携プレイが問われます。
子どもを振り落としながらとにかく前に進もうと必死なお父さん!それ反則です!(笑
寒さなんかもう関係なし、みんな必死iconN30で走り、応援、白熱の戦いとなりました。
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結果はたいようチームのダントツでしたが、あおぞらチームの皆さんも最後まで一所懸命完走しました。両チーム力いっぱい戦い抜いたその姿に館長も感動!icon12どちらのチームも雪に「勝利」したといえるでしょう!iconN36
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最後は、雪のふれあい広場でおもちつき大会です。
重いきねを振り下ろしてぺったんぺったん。
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機械でついたおもち、お店で買ってきた袋入りのおもち、とはちょっと違う、木と人の手の温もりプラスの、つきたておもちをきな粉と一緒にどうぞ。
さて、こんなに雪まみれになった冬の一日、初めての子、手あげて!まだまだ遊び足りないね!?
「雪」というたったひとつのマテリアル、これだけでこ~んなにいろんなことが出来るのです。
雪は自然の偉大なるプレゼントicon27
時には日常生活に支障をきたす厄介もの、また人の命を奪う危険を伴うものですが、大人になっても雪の魅力、忘れないでいたいものですね!
本日は、子どもも大人も、元気いっぱい雪三昧、朽木の雪も大喜びしたことでしょう。
どうもありがとうございましたkao06
また来年も、雪いっぱい笑顔いっぱい元気いっぱいの楽しいスノーフェスティバルが皆さんと共に開催出来ることを、スタッフ一同祈っておりますkao05

一足早い春コラムiconN10
節分が過ぎて、暦の上ではもう春。一時は積雪130㎝を越えたセンターの雪も日に日に解け出しています。
日差しが暖かくなって来る頃、朽木の冷たい雪解け水が森の土壌にしみわたり、滴がやがて川となり、びわ湖に流れ込んで、私たち人間を含む全ての生きものたちに恩恵を与えます。
雪に埋もれた木々たちも、その重みにじっと耐えながら、雪の必要性をきちんと理解しているのですね。
夕方、本日約100名の参加者の皆さんの笑い声が去ってしまった後、森に静けさが戻りました。
春の待ち遠しさと、冬の名残惜しさと…
もうちょっと雪で遊んでおけばよかったかな・・・
何だかちょっとだけセンチメンタルな気分になったぐりちゃんでした。
@shimizu



Posted by kutsukiifc at 15:00