2013年07月10日

7月7日 みつばち教室

みつばち教室復活!
今年ふれあいの里に来てくれたミツバチは、真面目で堅実、落ち着いているが働きっぷりは良好、ということで、人間にしたら理想的な、良いハチさんたちですって。
クリ蜜、セイヨウヤマモモの蜜、などハチミツの試食。
ハチミツといっても味が様々なのは、蜜源となる花が違うんですって。
やっぱりミツバチ教室はハチミツ教室。
さて、ハチミツはさておいて、実際のミツバチたちを観察に出かけましょう。

コンコン。お邪魔しま~す!
フタを開けるとぶ~んぶん!ハチがいっぱい!ただそれだけで、まずビックリ。
7月7日 みつばち教室 7月7日 みつばち教室
巣箱の中は数枚の巣板が入っていて、板の周りにハチがびっしり。
よく見ると、蜜をほじくっているやつ、足に花粉の団子をつけて戻ってきたやつ、赤ちゃんの世話をしているやつ、羽をふるわせて扇いでいるやつ、巣の修理をしているやつ、たまにぼ~っとしているやつ・・・
それは、いろんなハチがいます。これは人間も同じです。
ただ、すごいのは、ハチの群れ全体がまるでひとつの生命体のようで、その構成員である数万のハチたちが、体の機能をそれぞれ分担しあって保持しているということ。この極めて厳密な役割分担と一糸ぶれない連帯感には、驚かされます。
たった2~3ヶ月の命の間に、自分の群れを後代に引き継ぐために、一生働いてもスプーン1杯にも満たない量の蜜をただひたすら巣に運ぶ、そのまっすぐで懸命な〝生きる活動〝に感動を覚えます。

さて、ハチの観察は面布と雨がっぱで暑さとの戦いでしたが、次は室内で、蜜しぼり。
7月7日 みつばち教室
蜜のいっぱいつまった巣板を遠心分離器にかけ、ぐるぐるぐるぐる・・・子どもたちの手でハンドルを回し蜜を絞ります。
7月7日 みつばち教室
コックをあけるこの瞬間!
7月7日 みつばち教室
どどど…とあふれ出る琥珀色の蜜。キラキラと輝いて、ハチたちの努力の結晶、という感じです。
今日皆さんに絞っていただいたハチミツは、お土産でどうぞ♪
ふれあいの里の森に咲いたクリやリョウブなどの白い花々、お味はいかがでしょうか。

@shimizu



Posted by kutsukiifc at 13:51