2012年09月23日

9月23日 タカの渡り観察会

どうして今日だけ!?
昨日までずっと晴れていて、明日からも晴れマークなのに、どうして今日だけ雨がしとしと…
かなしいっ。
蛇谷ヶ峰登山は中止になりました。
今日ほどつらい日はないですっ><

でもでも!タカの渡りなんて、3年に1回見れたらいい方です!
いつでも見られる、そんなものより、めったに見られないものに価値があります。

講師のY先生は、鳥のロマンを追いかけてアジア中心に世界を飛び歩かれる、まさに渡り鳥のような素敵な先生です!
まずは、タカの渡りについてお話をいただきます。
タカって渡り鳥なん?
というところから、丁寧に教えていただきました。
9月23日 タカの渡り観察会
雨が止んだので、タカに出会えるかもしれない!ということでスキー場に移動。
ゲレンデの中腹あたりまで登り、そこでタカを待ちます。
お!サシバが一羽、エサを探しているのか、遠くにとまっています。
スコープをあわせて見てみましょう。
9月23日 タカの渡り観察会
一方、子どもたちはススキの箒やバッタ、コオロギさんと遊びたおし、草原をきゃあきゃあ駆け巡ります。
ゲレンデでタカを待ちながら昼食をとります。
鳥を観察するには気長な気持ちが必要。
次なにしよ、次なにしよ、って次々先のことばかり考えて、現在という時間におろそかになりがちな忙しい日本社会ですが、ぼ~っと空を見上げる時間、鳥の姿を待ちながら風を感じてみたりするの、大事なことなんです。

今日はタカの渡りは観察できませんでしたが、秋のこの季節だけ、北から暖かい国へ目がけて決死の旅をするタカたちの壮大なドラマ、そんな大きな出来事を私たち人間は見向きもしないで、あくせくと日々の生活に追われています。私たちの知らないこんなに素晴らしい世界が大空に広がっているのに…
自然は、人間の小さな社会など歯牙にもかけずに、広大な大地、空、海をめいっぱいつかって、様々なドラマを繰り広げています。
だからこそ、それに気がついて、自然をじっくり観てみることが出来たら、とっても素敵なことですよね!
@shimizu



Posted by kutsukiifc at 16:44