2013年05月09日

5月6日 We Love山歩き~春の花に出会う・リトル比良~

GW最終日も、いいお天気♪
足が、もう歩きたくて仕方ないと朝からうずうず・・・
5月6日 We Love山歩き~春の花に出会う・リトル比良~
音羽登山口を9:15発。
歩きやすい林道が続きます。
コバノトネリコ。近くでみるより、遠くから綿のような花を眺めるのがきれい♪
5月6日 We Love山歩き~春の花に出会う・リトル比良~
足元が白っぽくなってきました。このあたり、砂っぽい地質です。
すると目の前に白い白い雪山!?ならぬ、白坂が現れました。
「みなさん、ザックを置いて軍手をして、こっちこっち!」
何を始めるのかと思いきや・・・
5月6日 We Love山歩き~春の花に出会う・リトル比良~
みなさん、一緒にすべりませんか?
大人の遊び場です。

途中、コバノミツバツツジのピンクに心を染められ、シキミの清楚な花に、スミレの健気さに、何だか優しい気持ちになったり。
そもそも、花の持つ力って不思議です。植物にとっては、その華やかさで虫や鳥をよびよせ、子孫を増やすための一手段なのですが、人間が見ると、うっとりしたり嬉しくなったり、見る者の気持ちを盛り上げてくれるのですから。
とすると・・・花は単なる子孫繁栄の手立てだけではなく、人生のたった一時ですが、自分の1番輝ける姿を健気にお披露目しているのかもしれない・・・なんて思ったりして。

ちょっと登りが続くと汗が吹き出る感じですが、立ち止まる毎に涼しい春風。山登りには本当にいい季節。
5月6日 We Love山歩き~春の花に出会う・リトル比良~ 5月6日 We Love山歩き~春の花に出会う・リトル比良~
アカガシの林をくぐりぬけて、岳山到着(11:30)
5月6日 We Love山歩き~春の花に出会う・リトル比良~
この頂上、狭くてごめんなさい。

お昼までもうひと踏ん張り。
鹿の食べあと、ウサギの食べあと、ノギランとショウジョウバカマの新芽の見分け方、なんやかんや出会った自然にツッコミを入れながらワイワイ歩き。
岳山を過ぎて30分、少し拓けたところでお昼休憩をとり、エネルギー回復、ここから岩阿沙利山までの登り返し、頑張りたいところです。
途中、そっとうつむくチゴユリの花。
そしてオウム岩からの展望に感動。高島の里山、田んぼにはぼちぼち水が入って鏡のよう。和やかな風景と比良山系の山々。「ずっとここにいたい・・・」気持ちを抑えて、目的地を目指します。
ブナの新緑がまばゆい・・・
5月6日 We Love山歩き~春の花に出会う・リトル比良~
14:30頃、岩阿沙利山に到着。
5月6日 We Love山歩き~春の花に出会う・リトル比良~
下山は順調に、鹿ヶ瀬へ。
5月6日 We Love山歩き~春の花に出会う・リトル比良~
途中、カスミザクラの大木と満開の花。
15:20頃下山完了。
里山の田んぼ道を歩くと心なしかほっとして、いつも当たり前のように咲いているヒメオドリコソウやオオイヌノフグリの群生が安堵感を与えてくれます。
5月6日 We Love山歩き~春の花に出会う・リトル比良~
なんだかんだで、すぐバスが来ました。
「回送」
え?ここでこういうオチですかー!と思いきや、バスの運転手さんが表示し忘れていただけでした。ほっ。

今年度最初のWeLoveシリーズは、好天の下、無事終えることができました。
今年も、山でどんなドラマに出会えるでしょうか?
小さな自然の暮らしひとつひとつ、私たち人間の知らない不思議が、日々当たり前のこととして繰り返されている事実。
ちょっと違った視点で山を歩く楽しさを、共有していきたいですね♪
@shimizu



Posted by kutsukiifc at 14:11