ぐりちゃんNIKKI

紅葉まっただ中の夜叉ヶ池へ向かうバス。
車内には、今日はどんな景色に出会えるのだろう･･･心躍るWe Love 山歩き族が23名（もちろんスタッフ含む）
すでに道中の紅葉がまぶしく、感動の連続です
細い林道の対向車にびくびく、恐怖の連続です

ヒンヤリとした秋の風、青い空のキャンバスに、彩られた葉たちが陽の光を受けて輝いています。
筆舌に尽くしがたいので、写真でどうぞ･･･↓

出発から最高！

登りのしんどさを拭う風景
　
幽玄の滝。滝をくぐれば若返りできるそうな･･･
　
遠目に見てきた岩場、ここ登るの!？このガレ場な感じはアルプスを思わせる。

やっとこさ稜線に立つ。この快感･･･

山奥にひそむ夜叉ヶ池がお目見え。観光客で賑わいます。

昼食をとる場所に一苦労･･･ですが、稜線沿いにきゅきゅっとスペースを作って休憩。眼下に紅葉パノラマ。シューッとひこうきぐも。

お別れが名残惜しい･･･今、今だけの自然美。

歩いて歩いて、新しい景色が開ければ、紅葉に溜息。これの繰り返し。
秋の景色の彩りは、何だかちょっと切なくなるような、哀愁帯びた美しさ。
一言で表現するとすれば･･･「錦」　とおっしゃった参加者の方。
日本の山の秋景色、これは昔から今に至っても、日本の宝物であり続けたいです。

春に芽吹いた一枚の葉が、夏に生い茂り、秋になって美しく色を変え、やがてひらひらと舞い落ちていくことが、当たり前のことなのかもしれないけれども、尊い行為であるように感じました。

1日に500人ほどの観光客が訪れるこのシーズン、彩りの夜叉ヶ池は賑やかですが、日が落ちて静まりかえると、夜叉ヶ池の幻想的な龍の伝説を彷彿とさせます。
学円（お坊さんの名）、高く一人鐘楼に佇み、水に臨んで、合掌す。月いよいよ明（あきらか）なり。
泉鏡花の『夜叉ヶ池』の締めくくりとともに、本日の余韻に浸ります。

あ、興奮のあまり、集合写真の撮影をすっかり忘れていました･･･

@shimizu