ぐりちゃんNIKKI

夏、太陽、びわ湖、ときたら、もうカヌーしかありません。
今日は、親子２人乗りカヌーで、ヨシ帯ジャングルに潜入。

カヌー指導は、オーパルの皆さん。
パドルの扱い方、カヌーのこぎ方、前進、後進、くるっと回転・・・などなど、陸上で練習してから出発しましょう。

さあ、どきどきどきどき！
カヌーは水の上に乗って、スルスルと滑り出します。
沖に向かって漕ぎ出そう！
親子で息を合わせて、よいしょ、よいしょ。
２人乗りカヌーは２人の連携プレーが問われます。息がぴったり合えば、１人乗りカヌーよりもスイスイ進むのですが、息が合わないペアだとガチャガチャなカヌーになってしまいます。
皆さん、親子の絆が試される時です。
　
「右っ、左っ、右っ、左っ！」
「おいおい、逆逆！」
「早いってば～！」
「こら、ちゃんとこぎ～！」

湖上から、にぎやかな声が岸に届きます。

しばらく練習して、慣れてくると皆さん息が合ってきました。
暑くて疲れたら、びわ湖の水をちゃぱちゃぱかけると気持ちがいいね。
では、ヨシの茂みに入っていきましょう。
水草ヒシの花が咲いて、カッコイイ実が出来ています。
カサカサ、サラサラ…ヨシが風を受けて音を立てると涼しげです。
タチヤナギやオニグルミの大きな木が湖岸に木漏れ日を作ります。
カヌーの上でプカプカ休憩、このの～んびりした感じ、いいね。
　
水温が低いこの辺りは、伏流水がある証拠。
山の水は、大きな河川を伝ってだけでなく、地面からにじみでてびわ湖に流れ込んでいるんだね。
滋賀県は、びわ湖の周りを山がぐる～んと囲っている、水の豊富なところ。
びわ湖は、私たちの「海」です。

下見コラム

今回のカヌークルーズの下見は、館長とスタッフＫさんが２人乗りカヌー１台で同行。
先に申し上げました通り、この２人乗りカヌーは２人の連携プレーがモノを言います。

全然進まないっ！
びわ湖の上でけんかが繰り広げられる…
ところでした。
しまいには、館長、漕がない（笑

館長とペアになってカヌーを漕ぐには、まだまだ仙人の修行が足りないと感じたＫさんでした。
私たちスタッフ、日々精進させて頂きます