2010年11月01日

10月31日婚活自然体験塾

台風で開催が心配されましたが、このイベントに対する私たちスタッフの熱意が届いたのか、日本を縦断するという当初の予報は大きくはずれ、台風はびゅ~んと東にそれました。
午前中は晴れ間ものぞき、ノルディックウォークや薪割りを和気あいあいと楽しんで頂きました。
たくましい20代の女の子たちにはびっくり。薪をガツガツ割ってくれました。
この子たちは1人で生きていけるicon09(笑)なんて笑いも生まれました。
さて、お昼ごはんですが、ダッチオーブンを使ってのワイルドクッキングで、ローストビーフを焼きました。今日は朽木地元の美味しい牛肉を使用。
アウトドア料理は、普通の台所での料理と違ってリスクが高い。火力の調節や、出来上がりのタイミングなどは、レシピ通りやってもダメです。
五感をフルに活用し、研ぎ澄まされた感性と、料理への愛情がモノを言います。
なので、イベントでアウトドア料理をするときには、毎度緊張してしまうのですが、今回、いいお肉を使う手前、緊張も倍増・・・
雨が降り出し、薪が少し湿り気味、出始めの火力がなかなかあがらず少し不安になりますicon10その後、レシピに30分とあるのにまだ生焼けな様子、大丈夫か・・・とますます不安にicon10icon10
さて、50分ほど焼いた後、さぁオープン!
じゅわじゅわじゅわ~!
茶色い音を立てて、こんがり色のローストビーフがお目見えしました!
「おぉ~!」歓声があがりました。
す、素敵っ…icon06
お肉も素敵ですが、これがアウトドアクッキングの醍醐味。
できあがったときのこの充実感(安堵感?)は、ガスコンロでの料理では味わえません。
その他のメニューも大成功!皆さんの料理の腕前は間違いなく一流です。
もみじシチューでは、朽木の鹿肉を初試食、よく言われる鹿の臭みは全くなく、コクがシチューににじみでていました。里芋サラダ作りでは、里芋をたらいに入れて棒でかきまぜて皮をむく昔ながらの皮むきを体験しました。つけあわせのナメコはスタッフが山の斜面をかけずり回って手に入れた採れたてナメコのバター焼きです。
山のごちそうを、召し上がれicon28

午後からは、田舎暮らしについて考えたり、トークしながらミルクティーと石焼き芋。
時間がおし気味で、山のお土産「こけ玉作り」は史上最速スピード。名付けて「インスタントこけ玉」。
でも皆さんのこけ玉は、どの作品も風情があって良い感じでした。
こけ玉の世話はなかなか大変で、毎日水を丁寧にやり、光を当ててやらないとすぐに枯れてしまいます。夫婦愛もこけ玉と同じく、毎日の小さな気遣いが長く続かせる秘訣なのかもしれませんね。
館長の「こけ玉恋愛哲学」はなかなか深い意味がありそうです。
スーツ姿ではなく、普段着、むしろラフな格好で。朽木の自然の中でゆったりと一緒に時を過ごせば、素直な気持ちと飾らない笑顔がこぼれます。
「きれいだね」と、自然の美しい風景を眺める時、それを共有しあえる人が周りにいると、同じ景色がますます印象を帯びてくるものです。それは、恋人であったり、友人であったり、家族であったり。
朽木いきものふれあいの里の自然の中で素敵な出会いが生まれ、これから未来を担っていく人たちに自然の魅力と大切さを再発見して頂くと共に、高島の暮らしに興味を持ってもらうきっかけになれば…という思いを込めて。
(記載者:shimizu)



Posted by kutsukiifc at 20:12