10月9日 幼児のためのデイキャンプ

kutsukiifc

2011年10月09日 19:04


小さい秋み~つけた!
秋は、いろんな植物がタネをつける季節。
「タネ」の旅は多種多様。
ススキやタンポポのように、綿でふわふわ風に乗って・・・
カエデのように羽つきプロペラでひらひらひら・・・
多くの木の実は鳥に食べられて、うんちの中にタネを残して。
ゲンノショウコは、パチンとはじけて飛んでくよ。
そして、ひっつき虫。動物の体にひっつくパターン。
今日は、ひっつき虫で遊ぼう!
湖岸から採取してきた「オオオナモミ」でキャッチャーゲーム
 
ひっつき虫を見ると、どうしても誰かにひっつけたくなる衝動・・・
センターのスタッフさんに思いっきりひっつき虫を投げつけるお気の毒なこのゲーム。
取るのに一苦労・・・
 
散策では、秋のデザート、アケビを発見♪あまくておいし~い!

イタヤカエデやメグスリノキはじめ4種のカエデの翼果(プロペラ)で図鑑作り。
いろんなひっつき虫を観察。マジックテープのようなのから、フックになっているタイプ、ねばねば粘液でくっつくタイプ・・・などなど、植物によって多様な工夫があります。

フェルトのひっつき虫ブローチ。

お昼ごはんには、秋の味覚♪
むかごごはんと、サツマイモのおみそ汁です。
お野菜を切って、お米を洗って・・・
  
釜で炊いたほくほくご飯、おこげがいい感じ
今は稲の収穫の時期。本物の稲を見て、毎日食べるごはんがどこからやってくるのか考えました。自然薯のムカゴも、つるの途中にぽこって出来るんだね~
秋の味覚、完食!

小さいけれど、「タネ」とは植物にとって、大切な大切な命のひと粒。
小さい秋、その中には自然の大きな力が潜んでいます。
みんながひっつけて帰ったひっつき虫は、今日、みんなのおかげで遠くへ旅立つことができたね♪
今日もまた、小さい秋をみ~っけた!
@shimizu